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| 免疫力を強化する食材 |
免疫力の主役は白血球の中の「リンパ球」になります。
ところでこの白血球は自律神経が支配し、さらに自律神経の一つ副交感神経がリンパ球をコントロールしています。副交感神経優位のときにリンパ球が増えて免疫力は高まりますので、「副交感神経を優位にする食べ物」が免疫力を強化する食材ということになります。 |
副交感神経を優位にする食材
免疫力アップには、副交感神経を優位にする食品をとることになります。
食生活に自信がなかった人が副交感神経を優位にする食品を取り入れると、
体調がみるみる変わっていくのがわかります。
白血球におけるリンパ球の寿命は一週間ほどですので、それ以降の二週間くらい続けた時点で、副交感神経が優位になり体調が変わるのがわかるはずです。
副交感神経は休息、穏やかさの世界で、リラックスしたときや体温が高いとき、
血行がよくなったときや消化管(小腸、大腸など)をよく動かすと活性化します。
そのため腸の働きを活発にする作用や、からだを温め血行をよくする作用、
便通を高める作用を発揮する食べ物が、副交感神経を優位にする食べ物になります。
また私たちのからだは、刺激から反射的に逃れようとする排泄反射をおこないます。
この反射をつかさどっているのが副交感神経ですので、食べ物ではすっぱいものや苦いものを適量の範囲でとることでも副交感神経が活発になります。
さらには、玄米や小魚のように単品でバランスのよい食品を積極的にとり、
栄養バランスを整えることも副交感神経を優位にします。
副交感神経を優位にする食材 ⇒ 大豆製品、緑黄色野菜、キノコ類、海藻類、ごま、玄米、豆類、小魚類、酢、ショウガ、梅干など
交感神経を刺激する食材
ただ、免疫力が上がるからといって、
副交感神経を優位にする食品だけをとればいいかというと、そうではありません。
たとえば、野菜は副交感神経を優位にする食材ですが、アルカリ性食品のために生体から活性酸素を奪う陽イオンのはたらきが強いので組織を鎮静化します。
ですから野菜を食べるとリラックスした体調になり、
免疫力には貢献しても「がんばる力」はつくれません。
そこで、働くときや頑張らなくてはいけないときには、
肉類や塩、コーヒーなどの交感神経を優位にする食べ物が必要になってきます。
肉の場合は、アミノ酸の酸性食品で消化時間が短いので、
食べるとすぐに活動に反映され、交感神経が優位になります。
このように「がんばる力」は、交感神経優位の状態でつくられます。
しかし、基本的には交感神経を刺激する食べ物は免疫力低下のほうに働き、またエネルギーがすぐにつくことや、のどが渇くといった交感神経の働きで依存性が強くなります。
依存したり、とりすぎると血管が収縮、心身を興奮状態にして顆粒球の割合を増やすことに。
つまり、リンパ球の割合が減り免疫力は低下することになりますので、
ほどよくとることが大切になってきます。
交感神経を優位にする食材 ⇒ 牛肉、豚肉、鶏肉、塩、コーヒー、赤身の魚、卵、脂っこい食べ物、冷たい食べ物など
自律神経のバランスをとる中間食材
食べ物には、交感神経にも副交感神経にも偏らない中間の食べ物もあり、
自律神経のバランスを保つためには中間の食べ物をとっているかどうかが重要です。
中間の食べ物とは、米、玄米、小麦、いも類、五穀米、とうもろこしなどです。
これらは精神安定と持久力の世界をつくりますので、免疫力低下の原因になるストレスを排除するためにも、過不足なくとることが大切になってきます。
中間食材 ⇒ 米、玄米、小麦、いも類、五穀米、とうもろこしなど
腸を元気にする発酵食品
発酵食品というと牛乳を乳酸菌で発酵させたヨーグルトや乳酸飲料を思い浮かべますが、大豆を納豆菌で発酵させた納豆、大豆を麹菌で発酵させた味噌やしょうゆも発酵食品です。
また、野菜を塩や麹に漬けた漬物も発酵食品です。
発酵食品には「野菜や大豆などもともとの栄養」「発酵をすすめる微生物の有効成分」「発酵過程でできる酵素」の三つの有用作用があり、この三つの有用作用はすべて副交感神経優位に働きます。
さらに、発酵食品には便通をよくする作用があります。
便通がよくなれば腸内環境が整備され、免疫力も安定しやすくなり、
副交感神経が働きやすくなります。
発酵食品は消化吸収がよいので、消化管(小腸、大腸など)が働きだしたばかりの朝からでも食べられるのが利点です。
発酵食品 ⇒ ヨーグルト、乳酸飲料、納豆、漬物、みそ汁
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