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| 病気回復期の食事 |
病気をした後や、退院後で体力が低下しているときは、副交感神経を優位にする食品をとるよう心がけることが低下した免疫力を上げるのに役立ちます。
その上で、病後すぐは胃腸に負担のかからない食事、
過不足なく栄養がとれる献立づくりが大切です。
病後は食自体が細くなっていますので、脂っこい物や脂肪の多いタンパク質をとると、
胸やけやゲップの原因になります。
病後に早く元気をつけようとステーキや焼肉を食べると、消化するのに消化酵素が複数必要なため、病気で弱った消化管が疲労し、元気づけるどころか、免疫力を低下させて逆効果になります。
消化がよいという点では、
穀物の炭水化物なら消化管の機能が回復していない病後でも安心して食べられます。
炭水化物のなかでもとくに玄米は、病後の体力回復には適しています。
玄米にはビタミンやミネラルなど、
人間の健康に欠かせない栄養素45種類のほとんどが備わっています。
玄米は白米にくらべるとたしかに多く噛んで食べます。
これは消化をよくするためですが、けっして「硬い」からというわけではありません。
さらに、病後におかゆや野菜をやわらかく煮込んだ汁物など、
温かい消化のよいものを食べるのは免疫力を高めることになります。
病気の人は交感神経が行きすぎストレス状態にあって低体温ですが、
温かいものを食べると、一気にそこから開放されます。
体温が上がり血行がよくなるとリラックスし、副交感神経が刺激されますので、
低下した免疫力の向上に役立ちます。
しかし、おかゆなど噛まずに食べれるものをいつまでも続けることは、
その後の腸管(小腸、大腸など)の免疫力の低下に影響しかねません。
回復するにつれて常食にもどしていくことになります。
○消化のよい食品
肉類 ⇒ 豚のもも肉、鶏のささみ肉
魚介類 ⇒ カレイ、サケ、タラ、ヒラメ
野菜 ⇒ キャベツ、にんじん、白菜
果物 ⇒ バナナ、リンゴ、桃
豆類 ⇒ 豆腐、きな粉
×消化の悪い食品
肉類 ⇒ 豚バラ肉、ベーコン
魚介類 ⇒ イワシ、サンマ、サバ、マグロ
野菜 ⇒ ごぼう、れんこん、たけのこ
果物 ⇒ グレープフルール、パイナップル
豆類 ⇒ 枝豆
▼ 玄米がゆの豚しぐれ煮のせ
代謝を促し、老廃物の蓄積を防ぐ玄米がゆ
●材料 二人分(299kcal 塩分2.6g)
玄米ごはん・・・・・・・200g
水・・・・・・・・・・・・・・・800cc
昆布茶・・・・・・・・・・・小さじ1/2
豚もも肉かたまり・・・120g
ショウガ・・・・・・・・・・大2片
G(酒 大さじ2、砂糖 大さじ1、しょうゆ 大さじ1/2、だし汁 1カップ)
●つくり方
[1] 豚肉は長さ3〜4cmの細切りにする。千切りにしたショウガをもむように よく混ぜ合わせ10分以上おく。
[2] 鍋にGを入れ、[1]をくわえて煮立て、沸騰したらアクをとりながら 弱火で汁気がなくなるまで煮込む。
[3] 玄米ごはんをさっと水洗いしてほぐしてから鍋に入れ、水、昆布茶をくわえ、 ふたをしてごはんがやわらかくなるまで煮る。
[4] 炊き上がった[3]を器に盛り、[2]をのせる。
▼ タラとネギの梅スープ
疲労回復とともに、食欲を増進させます
●材料 二人分(93kcal 塩分1.6g)
タラ・・・・・・・・・・1切れ
片栗粉・・・・・・・適量
長ネギ・・・・・・・40g(1/2本)
にんじん・・・・・・20g
サラダ油・・・・・・小さじ2
梅干し・・・・・・・・1個
だし汁・・・・・・・・2カップ
塩・・・・・・・・・・・小さじ1/4
こしょう・・・・・・・適量
G(しょうゆ、酒 各小さじ1)
●つくり方
[1] タラは薄いそぎ切りにし、Gをからめておく。
[2] 長ネギは小口切りにする。にんじんは千切りにする。
[3] 梅干しはタネをとり、包丁で軽くたたく。
[4] 鍋にサラダ油を入れ、[2]をしんなりするまで炒める。
[5] [4]にだし汁を入れ、沸騰したら片栗粉をまぶした[1]をくわえる。 弱火で2〜3分煮てから[3]をくわえ、塩、こしょうで味をととのえる。
▼ サケシューマイ
低カロリー、低脂肪の胃腸にうれしい逸品
●材料 二人分(221kcal 塩分1.9g)
サケ・・・・・・・・・・・1切れ
玉ねぎ・・・・・・・・・1/8個
しいたけ・・・・・・・・1枚
シューマイの皮・・・12枚
ゆで枝豆・・・・・・・・12粒
G(卵1/3個、味噌 小さじ1弱、砂糖 小さじ1弱、塩 少々、片栗粉 大さじ4、サラダ油 小さじ1/2)
S(しょうゆ 大さじ1、酢 大さじ2)
●つくり方
[1] サケは皮と骨をとり、身を包丁で細かくたたく。
[2] 玉ねぎ、しいたけをそれぞれみじん切りにし、[1]によく混ぜる。
[3] [2]にGを入れて混ぜ合わせ、12等分にする。
[4] シューマイの皮に[3]をのせて包み、上に枝豆をのせる。
[5] 皿に[4]を並べ、蒸し器で8〜10分蒸す。
[6] Sを合わせ、[5]に添える。
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