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| フコイダンと免疫力について |
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病となる直接の引き金は免疫力の低下であり、
免疫力を落とす最大の原因は過度のストレス(過労、心労)にある、
と「免疫力が病を治す」のところで説明いたしました。
また免疫力が低下することで、「活性酸素による組織破壊」
「リンパ球の減少」「血流障害」「排泄・分泌機能の低下」の |
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4つが起きるとも書きました。この4つが病を招く根源なのですが、逆に言えば病気を治すとは、免疫力を正常にしていくことで、これら4つを改善していくということになります。
では、フコイダンは免疫力にどのように関わっているのでしょうか。
リンパ球の減少とフコイダン
リンパ球とは血液中の白血球にある成分ですが、
「免疫力=リンパ球」と言われるほど、免疫力の主役をリンパ球は担っています。
その働きですが、リンパ球の中のNK細胞やNKT細胞は血流に乗って全身をめぐり、
がん細胞を発見次第、パーフォリンという物質を放ってこれを滅ぼします。
免疫力が正常なときはリンパ球の数も豊富で活性してますから、
新しく生まれてくるがん細胞もすぐに駆逐することができます。
ところがリンパ球の数が減ったり減少しすぎると、すべてに対処できなくなってしまいます。
なぜなら、私たちは誰でも毎日3000〜5000個というがん細胞が新しく生まれているといわれますが、これを駆逐していけるのは正常な免疫力があってこそだからです。
正常な免疫力をリンパ球の数で表すと、
血液1mm3あたり2300〜2600個になります(白血球分画検査/保険適用)。
がんの場合、これが2000個を切っていることが少なくありませんし、
治療(手術、抗がん剤、放射線)後は、さらにこの数が少なくなります。
手術でがん細胞を切除できてもリンパ球が減少しているわけですから、
完治のためにはこれを改善していかねばなりません。
フコイダンの有用性の一つにアポトーシス作用があります。
アポトーシスとはがん細胞を自滅に追い込む働きをいうのですが、
とくにリンパ球が減少しているときに有用と言えます。
血流障害とフコイダン
リンパ球が少なくなった状態が続くと、血流障害を招くことになります。
免疫力の正体は血液の中の白血球ですが、
この白血球はリンパ球・顆粒球・マクロファージから成り立っています。
また比率的には、マクロファージは白血球全体の約5%と一定していますが、
リンパ球と顆粒球の数はたえず変動しています。
リンパ球が減れば、顆粒球は逆に増えるという具合です。
リンパ球が減り顆粒球が増える状況が続くと免疫力が低下しますが、
自律神経(交感神経・副交感神経)で見ると交感神経優位の状態が続くことになります。
交感神経はアドレナリンという物質を分泌しますが、これが血流障害の原因です。
アドレナリンには血管を収縮させて血圧を上げ、
あらゆる物質の分泌を止める働きがあるからです。
フコイダンの血液抗凝固作用については、次のような報告があります。
血液が固まって血管が詰まる脳梗塞や心筋梗塞などに用いる薬に『ヘパリン』があるのですが、フコイダンの血流を良くする働きは、このヘパリンの2倍とのデータが報告されています。
血流が良くなれは、リンパ球の中のNK細胞やNKT細胞はその流れに乗って全身をめぐることができ、また老廃物や痛み成分なども血流で押し流すことができるようになります。
排泄・分泌機能低下とフコイダン
まず排泄については、フコイダンは水溶性食物繊維ですから腸管(小腸・大腸など)の働きを活発にして排泄機能を高めることになります。
フコイダンが腸管に行き着くと、
腸管は次の器官へこれを送ろうと活発に働く(運動する)ようになります。
併せて食物繊維は腸で水分を吸収してふくらむ性質がありますので、
便のかさを増やして便通をよくします。
また、腸管には全身の免疫細胞の6割が集中していますので、
腸管が活発に働くことは免疫細胞を刺激することにもなります。
一方、分泌機能については次のようになります。
リンパ球の中のNK細胞やNKT細胞はがん細胞を発見次第、
パーフォリンなどの物質を放ってこれを滅ぼします。
しかし分泌機能が低下した状況では、パーフォリンを使う(分泌する)ことができませんので、
がん細胞を見つけてもお手上げ状態となります。
フコイダンのアポトーシス(がん細胞の自滅)については前述のとおりですが、
分泌機能が低下しているときも、このアポトーシス作用は有用といえます。
そしてなにより、最終目的は病の完治であり再発させないことですので、
そのためにも体力(免疫力)を整えていかねばなりません。
がんを治すために必要なリンパ球は、血液1mm3あたり1800〜2000個以上とされますので、
この数2000個以上を目安に、これをなんとか一定して保てるよう努めてください。
まず食事では、温かいものや食物繊維を取り入れた献立がお勧めです。
とくに治療後すぐは、冷たいものやケーキは避けます。
また、適度に身体を動かすことや、深呼吸も有効です。
あと、笑顔でいることも忘れないでくださいね。
嬉しいことがあると笑顔になれますが、先に笑顔をつくると嬉しくなるのも事実です。
笑顔は周りの人も免疫も歓迎するもの。
健康にとってもかかせないものですから。
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