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| 分子量の大小で有用性が異なるの? |
現在市販されているフコイダンを分子量でみると、「高分子」「低分子」「表示なし」
に分けられます。
フコイダンはもともと高分子(高分子多糖類)ですから、あえて高分子というのは「どうして?」と思えますが、低分子フコイダンと区分けするために使われているようです。
ところで、「分子量の大小による有用性」ですが、
フコイダン品質のよしあしを判断することがその答えとなります。
フコイダンを製品で見るときは、次の2つのことを注意して見てください。
1つが、フコイダン含有量です。
これは文字通りその商品に含まれるフコイダンの量(g表示が多い)ですが、
これを知ることで商品のフコイダン純度(含有量の多寡)がわかります。
またフコイダンの含有量が分かれば、
自分が摂りたいフコイダンの量から換算して飲む量も分かることになります。
もう1つが、製品中の硫酸基比率です。
「硫酸ではなく、硫酸基?」なのですが、これは私たちの胃の中にもあるジェル状のもので、
フコイダンはこの硫酸基を持つのを特徴としています。
ただここでいう硫酸基とは硫酸基単体ではなく、フコイダンの主成分・フコースと硫酸基の結びつき「フコース+硫酸基」のことをいっています。
この硫酸基の重要性はフコイダンの規格からきているのですが、それは
「硫酸基が13%以上ないフコイダンは、フコイダンとしての機能を100%有していない」
というものです。
製品として、13%以上のものもあれば以下のものもありますので、
注意して見ていただきたい点です。
ではなぜ、製品により硫酸基比率は異なるのでしょうか。
答えは、原料もですが製法の違いによります。
まず、硫酸基は熱に弱く、温度105℃でフコースと硫酸基の結合は完全に外れてしまうことが分かっています。
次に低分子化する製法ですが、分子量20,000〜30,000といわれるフコイダンを、吸収をよくするねらいから分子量を小さくしたものが低分子フコイダンです。
しかし、あまりに低分子化することは硫酸基の結合を外してしまうことが心配されます。
硫酸基はフコイダンの屋台骨であり大黒柱ですので、
なにをおいてもこの比率13%を確保する製法でなくてはなりません。
ところで、
フコイダンの消化吸収と免疫機能への働きかけについては次のような説明ができます。
水溶性食物繊維のフコイダンは、腸管(小腸、大腸など)に達すると腸管の運動を活発にします。
食物繊維(不消化多糖類)は体内では消化できませんが、
腸はこれをなんとか消化しようとして腸管を活発に動かします。
この運動は蠕動(ぜんどう)運動と呼ばれますが、腸管には全免疫細胞の6割が集中していますので、この運動が活発になればなるほど免疫機能は活性化することになります。
また、蠕動運動は自律神経(交感神経・副交感神経)を副交感神経優位へと導きます。
免疫力の主役・リンパ球は副交感神経に支配されますので、
副交感神経優位の状態はリンパ球を増やして免疫力は改善されることになります。
大切なので、もう一度言います。
フコイダンのよしあしを判断するときは、フコイダン含有量を知る(表示されている)こと。
そして、硫酸基13%以上が確保されているかを注視してください。
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